共用部分のことも意識することが大切な、マンションの防災対策について

一戸建て住宅に暮らしている場合、住まいとそこに暮らす人を災害から守るための対策を考える際には、基本的に、自身と家族が暮らしている場所のみを気にしていればいいですよね。
しかし、マンションなどの集合住宅に暮らしている場合には、そうはいきません。
と言うのも、マンションには、各部屋の住人が暮らす居住部分の他にも、廊下やエレベーター、エントランスなどの共用部分が存在しているからです。
各部屋の住人それぞれが、自身と家族が暮らしているスペースの防災対策しか気にしていなかった場合、共用部分の対策が不十分になってしまうでしょう。
災害が起こった際に、自分が共用部分に居るかもしれませんし、もし、居住部分に居た場合でも、共用部分の対策が手薄な状態では、災害の被害が居住部分にまで及んでしまう恐れもありますので、そんな状態では、安心して、日々を暮らすことができないですよね。
ですから、そんな状態を解消できるように、日頃から、共用部分の防災対策にも力を入れておくことが大切になるでしょう。
具体的には、災害が起こった際に利用する非常口の位置を確認しておいたり、エレベーター内に閉じ込められてしまった際にはどうすればいいのか手順を確認しておいたりすることが考えられます。
また、消火器などの設備がしっかりメンテナンスされているのかどうかを確認したり、災害時に協力し合えるような良好なマンション内の人間関係を築いておいたりすることも、立派な防災対策となるでしょう。