胃酸過多の恐ろしさ

ストレスや生活習慣の乱れなどのさまざまな理由から、胃が過剰に胃液を分泌してしまう病気に胃酸過多症があります。
胃の痛みや不快感、胸焼けが症状として挙げられ、時として口臭の原因にもなってしまいます。
市販薬も数多く売られ、胃酸の分泌を抑制するタイプや、分泌され過ぎた胃酸を中和するタイプなどがあり、病院に行かなくても症状を改善することができます。
しかし、この病院に行かなくても症状を改善できるところに恐ろしさがあります。
市販薬で一時的に症状が改善したからといって、治療せずに放っておけば胃潰瘍や十二指腸潰瘍などを併発してしまうことがあります。
潰瘍は再発しやすいことで知られ、長期の治療が必要となってしまいます。
また市販薬に頼ることで症状が慢性化することもあり、食道がんのリスクが上がることも報告されています。
あくまでも市販薬は症状を抑えるための対症療法であり、体質改善や治療を行うものではありません。
早期に医療機関を受診し、適切な治療を行うことが大切です。
医療機関を受診すること以外に、自分でも体質改善の観点から症状を改善することもできます。
一般的に胃酸過多症の原因として挙げられる、暴飲暴食を控えることだけでなく、日々の食事内容を見直すこと、睡眠不足を解消すること、ストレス原因を取り除くことなどで自律神経の乱れを改善していく必要があります。
市販薬は便利ですが、適切な治療と体質改善によって胃酸過多症と向き合うことが最も効果的な克服方法と言えるでしょう。